fMRIのデータの信号値を計測するSPMツールの一つがMarsBarです。ここではその使い方を説明します。詳細・インストールについてはMarsBarのサイト(github)を参考にしてください。
①クラスターROIの決定
ROIの設定:SPMのresultを表示し、クラスターをクリックし、Marsbarを起動してWrite ROIを行う。



②ROIを表示し確認する


③ROIの決定
ここではsphereを選択しているが、clusterを選択することもできる。

spmのクラスターの画像データをroiとして利用する場合は以下の手順でROIデータを保存する。

④ROIのBuildでクラスターroiデータを保存
以下の手順でデータを保存する。

⑤SPMで時間軸の3Dデータを開く

⑥信号値の抽出とプロットおよびデータの書き出し
以下の図では最後のexcelの書き出しをsimpleで行っているが、simpleの場合は各点の経時変化がすべてデータとして保存される。簡易的にはsummaryでは1つのデータが得られる(クラスター内の各点の平均値と考えられる)。
