FSLのTOPUPを利用して静磁場によるEPIの歪みを補正する

必要なファイルはAP , PAのグラディエント方向を替えた2つの全脳画像です。
PA.dcm, PA.dcm
これをMRIcroGLでnii(nifti)画像に変換します。
この時にjsonファイルを作成します。
jsonファイルを開いて”PixelBandwidth”: 2441 (サンプリング周波数)を探します。
この値からエコーの間隔を計算します。1➗2441 x 64 (echos) =0.02522 (sec)
64はエコー数でおなじjsonファイルの”PhaseEncodingSteps”: 64,で確認することができます。
AP, PAは傾斜磁場の方向が異なるのでacqustion_paramter.txtファイルは以下のようになります。
0 -1 0 0.02622
0 1 0 0.02622
次に、AP, PAの画像を一つにします。この結合ファイルのコマンドでは出力としてAPPAとしました。AP.niiとPA.niiからAPPA.niiという結合したファイルが作られます。
fslmerge -t APPA.nii AP.nii PA.nii
次に、topupコマンドで出力します。出力ファイル名としてunwarped_imagesとしました。
topup –imain=APPA –datain=acquisition_parameters.txt –out=topup_results –iout=unwarped_images